ISO 26262, DO-178B/C対応ソフトウェア検証ソリューション

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概要

最悪実行時間(WCET)の解析・測定や複雑なマルチコア解析の効率化を実現

RVS(Rapita Verification Suite)は、英国Rapita Systems社が開発した信頼性の高いソフトウェア検証ツールで、最悪実行時間(WCET:Worst-case execution time)の測定・解析や複雑なマルチコア解析の効率化を実現します。

イーソルトリニティは、RVSを使った実機による計測解析ツールとサービスを組み合わせた、ソフトウェア検証ソリューションを提供します。


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製品一覧

RapiCover/RapiCoverZero

  : コードカバレッジ計測・解析
RapiCoverは、動的カバレッジ計測によりコード状態を把握しテスト漏れを防ぐためのカバレッジ計測ツールです。   詳細はこちら


RapiTime/RapiTimeZero

  : 性能計測・解析
RapiTimeは、実行時間やWCETを計測しオフライン解析するための性能計測ツールです。   詳細はこちら


RapiTask/RapiTaskZero

  : タスク可視化
RapiTaskは、ソフトウェア動作をタスク単位(関数単位)で可視化し実行時間や応答時間などを表示できるタスクビューアです。   詳細はこちら


RapiTest

  : テスト管理・実行
RapiTestは、単体テストからシステムテストまで管理・実行するためのテストツールです。   詳細はこちら


RapiDaemons

  : WCET/マルチコア解析ソリューション
RapiDaemonsは、マルチコアシステム向けの疑似負荷を与えるソフトウェアをお客様のコードへ実装して解析を行うソリューションです。   詳細はこちら


RTBx

  : ハードウェアロガー
RTBxは、長時間計測を行うためのハードウェアロガーです。   詳細はこちら


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  • ● 実機による正確なソフトウェア動作や性能の把握
  •  ・実機で動作するソフトウェアをリアルタイムでログ収集し実行時間やカバレッジ、スケジューリングタイミングなどを正確にレポート
  •  ・ソフトウェアが動作する状態であれば実装・結合・システムテストのどの開発フェーズでも正確に計測可能
  •  ・関数単体でのパフォーマンステスト実施によりシステムテスト時に判明する性能不具合を最小限に抑えて手戻り工数を削減
  •  ・ソフトウェアの実行経路をソースコード表示やビューア表示と連動した詳細な解析でボトルネックを容易に特定

実行時間およびソースコード表示





スケジューリング表示

実行時間の相対頻度

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  • ● 性能要求の達成と品質向上のための最悪実行時間(WCET)算出
  •  ・実際に動作したソフトウェアの最長実行時間(HWM)だけではなく最悪実行時間(WCET)により性能要求達成の可能性を算出
  •  ・ソフトウェアの構造解析と動的解析を組み合わせたRVSのハイブリッド解析で正確なWCETを算出できるため性能および品質を向上

WCETイメージ





WCETレポート






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  • ● 静的解析だけでは困難なマルチコアタイミングを解析
  •  ・コアごとの実行経路を計測しスケジューリング動作やコア間遷移、コアごとの実行時間や使用率などを数値やグラフで表示
  •  ・共有リソースやハードウェア要因の影響を特定し負荷状況を定量化してマルチコアタイミング(実行時間)を正確に解析するソリューションも
      提供(Rapi Daemons

スケジューリング表示



WCETレポート

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  • ● C, C++対応の計測用コード自動生成
  •  ・RVSの各ツールはオリジナルのソースコード(C,C++)へ計測用コードを自動生成
  •  ・一般的なC/C++コンパイラであればツールが自動でソースコード解析を行い必要なポイントへ計測コードを自動実装



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  • ● 既存ビルド環境利用による容易なソフトウェア検証環境構築
  •  ・RVSの各ツールはビルド環境としてお客様の既存ソフトウェア開発環境を流用するため特別なツールが不要
  •  ・一般的なC/C++コンパイラであれば既存開発環境でのビルド方式をそのまま利用可能(例:make file)
  •  ・計測結果の収集はデバッガのメモリダンプコマンド経由で読み出しを実行

【インメモリ計測の構成例】

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  • ● 計測範囲の絞り込みによる効率的な計測
  •  ・エントリーポイントによる計測開始点の指定により計測ポイントを特定した解析が可能
  •  ・計測不要な関数の除外指定も可能



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  • ● コマンドライン対応とCIツール連携

  •  コマンドライン対応
  •  ・RVSの各ツールはソースコード編集後のカバレッジ計測や単体テストなどをコマンドライン実行し結果収集の自動化が可能
  •  ・「カスタムコマンドユーテリティ」 によりGUI上で設定した内容をコマンドラインとして自動出力

  •  CIツール連携
  •  ・CIツールプラグインを使用して、タイミング結果を収集し、プロジェクトの進行状況を経時的に追跡可能
  •  ・対応CIツール
  •   ・Jenkins
  •   ・Bamboo

カスタムコマンドユーティリティ





Jenkins例

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  • ● マルチコア対応

  •  ・コアごとの計測データを収集し、RVS内部へ取り込む際にコア情報を紐づけることで対応
  •  ・コアごとの実行時間やソフトウェア動作などもシングルコア同様に計測可能

マルチコア計測の構成例

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  • ● ゼロフットプリント計測

  •  ・マイコンのトレース情報を利用して実ターゲットバイナリを計測オーバヘッドなしで計測可能
  •  ・ゼロフットプリント計測を可能にしたRapiCover/RapiTime/RapiTaskバージョンを用意
  •  ・過去または既存ソフトウェアの性能調査に最適
  •  ・サポートPSP(Platform Support Package)
  •   ・No OS on x86 in QEMU
  •   ・No OS on ZCU102 with Lauterbach® TRACE32® debugger
  •   ・FreeRTOS on Arm M3 in QEMU
  •   ・FreeRTOS on R-Car Salvator-X with PARTNER-Jet2 debugger
  •   ・FreeRTOS on ZCU102 with Lauterbach TRACE32 debugger
  •   ・RV850 RTOS on RT850G4M with Lauterbach TRACE32 debugger
  •   ・eMCOS on R-Car Salvator-X with PARTNER-Jet2 debugger

RH850構成例

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システム要件

・CPU   : 2GHz以上
・メモリ   : 4GB以上
・ディスプレイ   : 1920×1080以上
・ディスク容量   : 3GB以上、Cドライブに最低2GB以上の空き容量必要
・サポートOS   : Windows10/Windows 7
      Windows Server 2019/Windows Server 2016/Windows Server 2012R2/Windows
      Ubuntu 20.04/Ubuntu 18.04/Ubuntu 16.04/CentOS 7  ※全て64ビット版

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ライセンス体系

・種類   : フローティングまたはノードロック
・期間   : タイムベースまたは永久
・評価版   : 30日間の無償トライアルを用意しております  → 評価申し込みはこちら

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関連資料

以下より、ダウンロードいただけます。

リーフレット

新規CTA
 

講演資料(第7回 自動車機能安全カンファレンス)

大規模化、複雑化したソフトウェアでの性能解析 ~重要なポイントと解析手法の解説~


オンデマンドウェビナー

ISO 26262, DO-178C対応ソフトウェア検証ツール「RVS(Rapita Verification Suite)」  
ISO 26262, DO-178C対応ソフトウェア検証ツール
「RVS(Rapita Verification Suite)」

本ウェビナーでは、ソフトウェアのカバレッジ解析とテストをテーマに、Rapita Systems社が開発したソフトウェア動的検証ツール群「RVS(Rapita Verification Suite)」について、具体的な利用方法や導入メリットをデモンストレーションを交えてご紹介します。

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関連ブログ

以下のリンクからブログ記事をご参照いただけます。

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製品紹介動画

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